地域資源学分野

概要

本分野では人間の生き方(生態)を、さまざまな「資源」との関係から考察する。「資源」には自然資源、文化資源、社会資源などがあり、それらの状況は「地域」により異なる。研究テーマは人類学や地理学の先行研究に学びながら、人間の生存基盤としての生業や、衣・食・住に関わる文化の問題を主にとりあげる。そして研究を進める際には、特定の地域や集団を対象にフィールドワークを行い、観察・聞き取り・計測を通して集めた具体的な事例データを分析して考察を深める。調査地は、主に日本(九州)と東南アジアで、農村に限らず都市との関係を含めて調査する。およそ下記枠組に沿って、各自個人テーマを決めて研究する。

  1. 自然と人間の関係における多様性と普遍性
  2. 農村の持続的発展

スタッフ

准教授 中井 信介 / Assoc. Prof.  NAKAI Shinsuke

専門分野

生態人類学、人文地理学

主な担当科目

  • 学部:生態人類学、アジア地誌、人口学
  • 大学院:生態人類学特論、アジア地誌特論

主な研究課題

  1. 自然資源利用に関する研究
    -タイにおける伝統的な家畜飼育の事例
  2. 生業の変化と持続性に関する研究
    -タイにおける山地農村の事例
  3. 集団間関係に関する研究
    -タイにおける農耕民と狩猟採集民の関係
  4. 食文化と文明に関する比較研究

キーワード

自然資源、農村、生業、近代化、東南アジア(タイ)

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ウェブサイト

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