大学院地球環境科学特別コース

平成７年10月より発足した国際環境科学特別コースは、新たに平成19年10月より発足した地球環境科学特別コースとして募集をしています。

外国人留学生が日本で充実した教育研究を受け、一層の成果を挙げることができるように、本コースの教育カリキュラムは全て英語により行われます。

理念

環境科学の教育研究は、総合的にしかも世界的な視野に立って取り組まなければなりません。

建設や工業生産には工学系が、食糧生産や生物資源には農学が中心になることはもちろんですが、人類活動が人間をはじめ、生物に、あるいは地球環境に及ぼす影響を考え解決するには工学系及び農学の協力が必要です。

本コースでは、工学系と農学の両方の立場の知識と思考力を持ち、帰国後環境について世界的な視野で総合的に洞察できる留学生を育成します。

本コースの理念達成のために工学系研究科と農学研究科の枠を超え、互いに協力して本コースの学生の教育と研究を行い、単位の認定と学位の授与が行われます。
単位の認定及び学位の授与は、指導教員が属する研究科（工学系研究科あるいは農学研究科）別に行われます。
本コースの博士前期課程・修士課程の修了者には修士（理学、工学、農学）の学位が与えられます。
本コースの工学系研究科博士後期課程の修了者には博士（理学、工学、学術）の学位が与えられます。学位の種類は論文の専門分野に応じて、理学、工学及び学術のいずれかとなります。
10月入学であるので、日本語教育を受けることなく外国の大学あるいは大学院修了後直ちに入学することができます。

外国に居住する者で、佐賀大学で研究教育を希望する優秀な学生及び在日外国人学生とします。

ただし、国費留学生の対象者は在外外国人です。

本コースには毎年度国費留学生希望者が、大学間学術交流協定校やその他の大学、研究所から多数応募しています。